熱中症とは?
熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまうことで起こる健康障害です。
症状は軽いものから命に関わる重篤なものまであり、特に高齢者や子ども、持病を持っている方は要注意です。
こんな症状は熱中症のサインかも?
以下のような症状がある場合は、熱中症の可能性があります。
- 軽症(Ⅰ度):めまい、立ちくらみ、大量の汗、こむら返り
- 中等症(Ⅱ度):頭痛、吐き気、倦怠感、判断力の低下
- 重症(Ⅲ度〜Ⅳ度):意識障害、けいれん、高体温(40℃以上)、多臓器障害
🔺意識がもうろうとしている、反応が鈍い、高体温が持続する場合はすぐに医療機関へ!
熱中症の治療は「冷却」と「水分補給」が基本
● 軽症の場合:
- 涼しい場所で安静に(Passive Cooling)
- スポーツドリンクや経口補水液で水分・電解質を補給
● 重症の場合:
- すぐに救急搬送が必要です
- 病院では体温を積極的に下げる「Active Cooling」が行われます
- 冷水浸水、蒸散冷却、アイスパックの使用など
- 輸液やDIC(播種性血管内凝固)治療も行うことがあります
新たに追加された「Ⅳ度」とは?
2024年のガイドラインでは、最重症の「Ⅳ度」が新たに定義されました。
- 深部体温 40℃以上
- GCS(意識レベル)8以下
このような場合は、命に関わる状態であり、迅速な対応が必要です。熱中症は重症化すると多臓器不全を起こす危険があります。
✅ 今日からできる熱中症予防
☀️ 外出・運動時の注意
- WBGT(暑さ指数)をチェック
- 帽子や日傘を活用
- こまめな水分補給(1日1.2Lが目安)
- 無理せず涼しい場所で休憩

🏠 室内でも油断禁物
- エアコン・扇風機を適切に使用
- 室温28℃以下を目安に
👶 高齢者・子どもは特に注意
体温調節機能が未熟な乳幼児や、暑さに鈍感な高齢者は熱中症のリスクが高く、症状に気付きにくい傾向があります。周囲の大人が気を配ることが重要です。
🏥 体調がおかしいと思ったら早めに受診を
「ちょっとおかしいな」と思ったら、無理せず当院へご相談ください。
当院では熱中症の早期診断と迅速な対応を心がけております。
ご不安なこと、ご質問があればいつでもご相談ください。
予約はお電話☎(06-6711-0247)・WEB予約から承っております。
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