大阪市平野区の内科・消化器内科・内視鏡内科・アレルギー科
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糖尿病とは、身体の中でブドウ糖(血糖)をうまく処理できなくなる病気です。
ブドウ糖は本来、インスリンというホルモンの働きでエネルギー源として使われますが、糖尿病になるとこの仕組みに異常が起こります。

種類特徴主な原因発症年齢
1型糖尿病インスリンがほとんど分泌されない自己免疫による膵β細胞の破壊小児~若年に多い
2型糖尿病インスリンの効きが悪くなるor分泌量が不足生活習慣病、遺伝中高年に多い
妊娠糖尿病妊娠中に一時的に血糖値が高くなるホルモンバランスの変化妊婦

✅日本では糖尿病の約9割ほどが「2型糖尿病」です。

初期症状(気づきにくいことも)

  • 喉の渇き
  • 尿の回数が増える
  • 疲れやすい
  • 体重減少(1型で顕著)

進行すると起こる合併症

合併症説明
糖尿病性網膜症目の毛細血管が傷み、失明のリスクも
糖尿病性腎症腎機能が低下し、透析が必要になることも
糖尿病性神経障害手足のしびれた感覚麻痺、痛みなど

✅合併症は「沈黙の進行」とも言われ、自覚症状が出た時には進行しているケースも。

糖尿病の治療は、「血糖値を正常に保つこと」が目的です。治療法は主に以下の3本柱です。

食事療法

  • 食べる量やバランスを見直す。
  • 血糖値が上がりにくい食材を選ぶ。

運動療法

  • 有酸素運動(ウォーキングなど)で血糖を消費する。
  • 筋トレもインスリンの効きを高める。

薬物療法

  • 経口血糖降下薬(2型)
  • インスリン注射(1型/2型の一部)
  • 毎日の血糖値チェック
  • 足のケア(傷ができても気づきにくい)
  • 定期的な眼科・腎機能検査

糖尿病治療と予防のサイクル

生活習慣の改善(食事・運動)

血糖コントロールの向上

合併症リスクの軽減

生活の質の向上(QOL維持)

モチベーションUP再び生活習慣の改善へ

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